「孤独は不幸」っと感じる人は、人生の色んな局面で苦労するよねって話です。
僕も用がないと滅多に人に会わない生活をしていますが、かつては全く真逆の生活をしていたので色々思うことがあります。
なんか周りにも孤独をやたら毛嫌いする人がいて、そういう人たちの共通点みたいなのがあると思うんですよね。
つい先日も一人でタイ旅行に行ってきた話を友人にしたら
「一人旅って寂しくない?」
っと言われて初めて「へ〜そう感じるんだな〜。」っとびっくりしました。

孤独がへっちゃらな人はどこでも勝負できる。
僕がアメリカで音楽活動をしていた頃の話になりますが、アメリカンドリームを掴むため世界中から集まる沢山の「夢追い人」をみてきました。

アメリカに勝負に来る人は大雑把に3タイプいます。
- 日本で既にある程度結果を出していて、次のステップの為に渡米した「イチロータイプ」。
- 日本での経歴は無いが、アメリカでワンちゃんを狙っている「一発逆転タイプ」。
- アメリカにいた経歴を生かして日本で活躍したい「肩書き重視タイプ」。
その中でもイチロータイプの人は、日本で結果を出す過程で孤独との付き合い方をマスターしているので、新しい環境にきても語学を含め凄く成果の出るスピードが早いんですよね。
そして無駄に群れない。
海外に留学経験のある人はご存知だと思いますが、日本人の群れ感は半端ないです。笑
海外に限らず新しいことにチャレンジする時は大抵初めは一人ですからね。
語学の習得も技術の習得も、結局は全部一人の時間に磨き上げます。
団体スポーツだって、個人練習の時間の方がずっと長いですよね?そうやって個人の力をUPさせて、ようやくチーム全体の結果がついて来ますよね。
語学が全然伸びない人たちって、みんな超寂しがり屋です。

孤独になると読書が出来る。
孤独な時間の確保は自分のスキルUPの為に絶対必要だと思います。
特に読書。
これはもう絶対に一人の時間じゃないと無理。
昭和の時代は頭を使わなくても、体を使えばある程度成果も出るし豊かな生活が出来ました。
しかし今の時代は頭を使わなければ、どんな世界もほぼ無理ゲーです。
スポーツも根性論ではもう勝てないし、ビジネスも足を使った営業活動やイケイケドンドンな経営だけではもう儲けられません。
僕のユダヤ系アメリカ人の友人にお金持ちのお坊ちゃんがいるんですが、一見チャラチャラして見える彼の部屋には大量の本があってびっくりしました。
アメリカでは日本以上に読書をする人としない人の差が激しいという話を聞いたことがあります。
確か富裕層は月に平均10冊くらい読んでいて、貧困層は年間に1冊も読まないとか・・・そもそも識字率も圧倒的に低いですからね。
特にユダヤ系は小さい頃からとにかく読書させるようですね。

もちろんお金持ちの環境に生まれたことも有利に働いているんでしょうが。
将来ビジネスでもなんでも成功したい人は、「孤独を感じたら夢が遠のく」くらい危機感持っていいと思いますよ。

一人が寂しい人はめっちゃ騙される。
一人が寂しいと感じる人は数の論理に騙されやすい傾向にあります。
友人と違う意見を持つのが怖いので、行動の元になる判断基準は「みんなの意見」。結果、平均的な意見と行動力しか生まれません。
そんな人は搾取される側にはなっても、人の上に立つことは無理ですよね。
友人が勧めてきた高い情報商材を買わされて、仮想通貨を高値で摑まされて、変な自己啓発セミナーにはまって・・・・(これ全部知人の本当の話です。)
一人を楽しめることは成熟性の表れ!!
くらい孤独に美意識を持って生きると、人生結構イージーモードになれますよ。

僕ら人類史上最もつながっていますからね今!!
想像力をちょっと働かせれば孤独になるのも無理ゲーと気づきますよ。
何をしたって人と触れ合わなきゃ我々の生活は成り立ちませんからね。
一人の時に寂しさを感じたら「まだまだ未熟だな俺!!」くらいに捉えた方がいいですよ。
孤独を乗り越える法
「孤独だ・・・」とか中二病的なツイートする暇があったら本を開きましょう。
それかフリーウェイトで高重量のスクワットでもしてみてください。孤独なんて感情が湧き上がる暇がないくらい追い詰められますから!!
