ネズミに車(特殊なミニカー)の運転方法を学ばせたら、ちゃんと操作できるようになったという話です。

ひさしく車のハンドルを握っていない私。
車持ちが羨ましいと思う時は、COSTCOに行く時ぐらいですかね・・・・。

豊かな環境で育ったネズミは車の運転も学べる
今回の研究結果は人間の思考のプロセスの解明に役立つそうですが、自分的にはやっぱり環境って超大事だな〜っと改めて考えさせられたニュースでした。
っというのも、車の運転を覚えたネズミはおもちゃやハシゴなどが完備された、豊かな環境で育てられたネズミ。

やっぱ金持ちはネズミ界でも有利?
ネズミも裕福だとIQ高くなる
お坊ちゃんネズミはおもちゃで遊んだり、ハシゴを登ったりしてたくさんの刺激を脳に与えた結果、他のネズミに比べ優れた学習能力を示したようです。

車の運転方法はフロントにある三本の銅線を握るとその方向に車が動くという仕掛けのもの。
ご覧のように、おやつのシリアルがある場所までネズミは車をちゃんと操作しています↓

「貧乏な家庭の出でも大成した人がいるからお前も頑張れ。」なんていう根性論を言う人もいるけど、ネズミですらおもちゃ一杯ある方が頭良くなるんですからね。
じゃあ、貧乏な家庭はどうするか。
脳に刺激を与える環境を構築するのって、やっぱりお金が一番手取り早くて楽です。なんてったて、旅行やイベント参加や習い事なんかもお金が必要ですからね。
ただお金がない環境に生まれても、脳に刺激を与える環境の実現は可能だと思います。

やっぱ読書でしょ。
もうね、これしかないと思いますよ。本当に。
読書って脳に刺激を与えてくれるし、自分より頭のいい人の思考法を学べます。
子供なら絵本の読み聞かせでもいいし、なんなら漫画でもいいと思いますよ。
図書館に行けば無料で読めるし借りれるしで、まさに持たざる者が使える最強のリソースだと思います。
ユダヤ人も言ってますよね、
本にまつわるユダヤの格言
- 本のない家は,魂を欠いた体のようなものだ
- もし、本と服を汚したら、まず本から拭きなさい
- もし生活が貧しくて物を売らなければならないとしたら、まず金、宝石、家、土地を売りなさい 最後まで売ってはいけないのは本である
- 旅の途中で故郷の町の人々が知らないような本に出会ったら、必ずその本を買い求め、故郷に持ち帰りなさい
僕は21歳で海外に出た時、唯一後悔したのは「もっと日本にいるうちに図書館利用すればよかった。」でした。
勉強 = 必要における情報収集
これにもっと早く気づいていれば、もうちょい人生イージーモードになったのかな〜なんて今更ながら思います。

人間の子供とネズミを一緒にすることに、嫌悪感を抱く方もいるかもしれませんが、
環境でめっちゃ我々の学習能力は変わる
ってことを今一度心に留めておいた方がいいかもしれませんね。

これぐらいに思っていた方が、無理に育ちの良い優秀な人に嫉妬したり、出来のわるい自分を責めずに人生楽しめそうです。