
自分の努力、人格、人生などが全否定された時に感じる絶望感。
胸の辺りにズドーン!っと鉛が詰まっているあの不快な感じ。

何度も「これまでか・・・」と覚悟を決めたことがあります。
そんな絶望の淵から生還した僕がオススメしたい「逃げ方」を紹介します。
今の環境を捨てて旅に出てみる
まずはLCCなんかを利用して格安海外旅行に行ってみましょう。
タイだと格安航空券とAirbnbを利用すれば、航空券込みの5万円くらいで 10日間以上暮らせますよ。
何もかもが嫌になった、って結局は僕らの生きている超狭い世界の話のケースがほとんどです。
特に僕ら日本人が使う「世界」の意味はイコール「日本国内」で、下手したら住んでる街や学校や職場なんかを「世界」だと思っています。
その小さな世界でどん詰まりになったら、この世の終わりと感じるのもわかります。
だって逃げ場がないくらい狭い世界ですからね。
まずは逃げる(脱出する)ことが先決です。その狭い世界から。
「ソコ」はまだ「底」じゃないと理解する

人間というのは相対的に幸せを感じる生き物ものです。
自分より不幸な境遇の人や、辛い思いをしている人をみると、自分は幸運な人物だと感じやすくなります。
「不幸な人を見て悦に浸れ!」っと言っているわけではありません。
世界ではいまだに戦争や紛争の影響を色濃く残している国があります。
生活保護を受ければ最低限の生活が保証されている日本人。そんな僕らには信じられないことですが、社会的な弱者は生存すら困難な状況に置かれている国は沢山あります。
海外に出ることで、これまであなたが信じていた「世界」を冷静に俯瞰できるようになります。
ときに物理的な移動は、いくら思考をしても到達できなかった考えを導く手立てになりえます。
あなたが自己嫌悪に陥る必要も、あなたの尊厳を傷つけたりした人を恨む必要も許す必要もありません。
ただあなたの小さな世界の扉を開けて、そのさきの世界にアクセスすればいいんです。
SNSのアプリを消す
Facebook、Instagram、Twitter、LINEなどのSNSを消しましょう。
ビジネスには欠かせないアプリですが、一般の人にとっては「ポケモンGO」みたいなもので、ポケモンの代わりに自尊心と承認欲求を集める終わりなきゲームです。
上で書いたように、僕らの幸せなんて絶対的なものではないのです。
例えば今あなたの年収が1000万円ならそこそこの幸せを感じれそうですよね?
ただもし、日本人の平均年収が5000万円になったらどうでしょうか。
途端に「俺って金ないな・・・」ってなりますよね。
味の超うすいカルピスが今の僕ら
2019年に生活している僕らは、すでにマリーアントワネットや徳川家康より、豊かで健康的で文化的な生活を送れています。
クーラーもT Vも携帯もお金があっても彼らの時代には存在していません。宅配もないので飛脚便を使うと大阪〜東京までの発送料金は140万円にもなりました。
ただみんなが豊かになりお互いのライフスタイルをネットで覗き見れるようになったので、僕らの幸せは水を入れ過ぎたカルピスのごとく、希釈され過ぎて豊かさを感じれないのです。
まずは逃げましょう
問題と向き合うのは気力が戻ってからにしましょう。
どん詰まりの気分の時は何をしてもネガティブな結果に傾きやすいです。
この島国から一歩出てみるだけでも随分違いますが、どう違うのか全て言語で説明するのには限界があります。
知識としての世界と、体感する世界は全然違います。
