どうも、自他ともに認める猪突猛進型、絵に描いたような脳筋ゴリラだったアルファです。
今回は、過去の僕のように論理的に物事を考えるのが苦手な人向けの記事になっています。
恥ずかしながら20代になってもずっと脳筋全開で、なんでも気合で乗り越えていた僕。
今は脳筋ゴリラから脱して普通のゴリラぐらい、いやゴリラっぽい一般人くらいにはモノを考えられるようになりました。
その方法はシンプルで、たった2つの質問をするだけでした。
この思考法が身につくまでの僕は”半分寝ていた状態”だったな〜っと今になっては思います。
脳筋ゴリラの特徴
脳筋ゴリラとはズバリ、『脳みそまで筋肉になっているおバカさん』のことを指す『脳筋』にゴリラっぽい身体的特徴が加わった人です。
『脳筋』は短絡的思考の持ち主や、気合でなんでも乗り越えようとする体育会系を揶揄する言葉としてもよく使われます。
僕の場合は顔は熊系なのに、腕力&背筋力が人より強く、おまけにラグビーをしていたこともあるゴリラ系男子でした。
ちなみに僕の父親も、腕の筋肉が異常に発達していて仲間内には『チンパンジー見たいだね。』と言われているので100%遺伝ですね。笑
チンパンジーの体毛、無くなると隠れていたドン引きレベルに発達した筋肉が露わになるのか…キモ怖い… pic.twitter.com/onJ9pbF1kS
— 諦念 (@ishi6223) October 4, 2019

考えるコツは「So what?」と「Why so?」
ロジカルシンキング(論理的思考方)について解説してある本を読んだことがある人は、「So what?」と「Why so?」はよく目にする言葉ではないでしょうか?
つまり「だから結論は何?その理由は?」と自分に問う言葉です。
僕が脳筋ゴリラだった時の一番の欠点は思い込みの激しさでした。
理屈っぽい = ダサい
っというこれまた根拠のない思い込みで、直感的に自分がいいと感じることを理屈抜きでやることに美学を感じていました。

だから、思考法なんて軟弱者のおままごとぐらいにしか見れていなかったですね、本当に恥ずかしい。
失敗しても原因は「気合と努力不足」と即効結論付けていました。
そんな脳筋ゴリラには難しい思考法の理屈をいくらといたところで、馬の耳に念仏。ここが難しいところ。
ただ「So what?」と「Why so?」の2つの質問を投げかけるだけなら、ハードルはかなり下がり脳筋ゴリラでも継続出来たわけです。
シンプルだから癖づいた
いままで即断即決で実行していたことを、全て一旦この「So what?」と「Why so?」のフィルターを通すことに決め、食器洗いから歯磨きまで、普段無意識におこなっている行為も出来るだけ意識的に行い質問を投げかけました。
例えば、体に脂肪がついていることに気づけばこんな感じに考えます。
思考のフレーム
- 最近太ってきた。
- So what?
- ジムに行って筋力を増やす必要がある。
- Why so?
- 筋力を増やせが基礎代謝がUPして太りにくい体型になるから。
自分の意識に上がってきた対象に、ちゃんと行動の理由をつけて説明をしていきます。
たったこれだけです。
これをあらゆる場面で繰り返すと、いかに明確な理由もなく、なんとなくの感覚に頼って生きているのか理解できます。
脳筋ゴリラが優位だったのは10代まで
僕の脳筋ゴリラ歴が長かったのは、運悪くそれが通じる狭い世界で結果を残せてしまったからです。
同じ失敗が何度も続けば、どんなおバカちゃんでも
「あれ?俺のやり方間違っているかも?」
っと一度立ち止まり、考えるきっかけになります。
僕はそんな失敗はほとんど経験せず、1度失敗しても2度目ではその倍の力を発揮することで無理やステージをクリアーしていたと思います。

ただその後、20歳になり渡米したことで世界は一変。
僕の腕力が一切通じない世界へ突入したわけです。
英語自体が論理的な言語だし、アメリカ人はしょっちゅう
「なんで?理由は?」
「っで結局どうするの(したいの)?」
と質問してくるので、論理的な思考を身につけないで成人を迎えちゃった残念な僕は苦労しました。
バンドに加入したから特に感じましたね。

まとめ
この思考法は脳筋ゴリラだった僕にも出来たくらい、とにかく最初のハードルが低いです。
論理的な思考が苦手で何から始めていいかわからない人にオススメです。
論理的思考の癖をつけてしまえば、物事を深く見抜く洞察力のUPにも役立ち、フェイクニュースや変な投資話に騙される機会も減ると思いますよ。