
この2年の間にも多くの店が開店しては閉店をしていく様を見て、改めて商売の難しさを実感する次第であります。
店舗の入れ替わりの速さといったらね、もうバッ!!バッ!!っいた感じですよ。(意味不明)
さっきも散歩途中に上島珈琲店が閉店していることに気づきびっくりしました。
確か半年前くらいに改装工事したばっかだったような。
いつも立ち寄る時はほぼ満席状態だったので上手くいっていると思ったのですが、回転率や客単価が悪かったのかも。
自由が丘はコンパクトな街なので、週末になるとカフェ難民が続出します。
なので上島珈琲店みたいな電源があるカフェが潰れると、駅近に3店舗あるスターバックスがますます混むので困るのです。

このように店舗の入れ替わり立ち替わりの激しい自由が丘ですが、ここ一年で爆発的に増えたのが流行りに乗ったタピオカ屋です。
もちろん全国的にどこの繁華街も同じような現象が起きているのでしょうが、自由が丘のコンパクトな街のサイズを考えるとかなりのレッドオーシャンっぷりで狂気です。
雨後の筍のようにポンポンと出店されるので「おお、ここもタピオカ屋になるのか?あれ、この店も?ってかいまさら?」っという感じで、他人事ながら出店に投資したお金の回収を考えるとゾワゾワします。
自由が丘の駅前だけで10店舗以上のタピオカ店

駅前だけでこれだけある
自由が丘にあるタピオカ店は駅近だけでこれだけあります。↓
自由が丘にあるタピオカ店
- THE ALLEY (ジ アレイ)
- タピオカミルクティー Chatime
- クレープ&タピオカ MOMI&TOY'S モミアンドトイズ
- 茶咖匠(チャカショウ)
- Gongcha(ゴンチャ) エトモ
- SELECT CAFE KKOTBING
- Hi-茶
- Goritapi Gorio
- TOCHA
- INCHA 印茶
これにプラスもともとタピオカを売っていなかった飲食店までタピオカを売り始めたので、実際には15店舗以上あるでしょうね。
ブームの終盤に参戦した後発組なんかの様子は、TVで仮想通貨ブームを知った一般人が高値で掴まされている様子に酷似していて、余計なお世話でしょうがガチで心配になります。
タピオカブームでウハウハなのはタピオカの卸業者と、台湾から上陸したチェーン店ぐらいなもの。
これだけ競合がいるとお客さんの争奪戦も激しいでしょうから、2020年になりタピオカブームに落ち着きが見えてくると、資金力でまさる大手のチェーンが残りあとは一掃されるのでは?と思えてなりません。
個人で参入している店は、せめて店のリース契約が終わるまで、タピオカブームが終わらないことを願うことしか出来ないっぽいですよね。
一杯500円もするドリンクに若年層が行列をなすのは、インスタ映えという付加価値があるから?日本に定着したカフェ文化とは違い、第三次タピオカブームも結局は定着しなさそう。

「タピオカブームの波に乗って一旗あげたる!」って感じで参戦している脱サラさんや、「ママ友と一緒に始めました〜!!」って人たちが養分になっていないことを切に願います。
これを見ているあなたも、TVなんかの情報を見て商売を始めるのはヤバいので絶対にしないでくださいね。